語彙力と犯罪
『ある調査によると、犯罪を起こした人とそうでない人について調べた結果、語彙力の低いほど、すなわち知っている言葉が少ないほど、粗野な行動を起こしやすいということが分かっています。つまり言葉を多く知っている人ほど犯罪を起こす確率が低いのです。』
これは「魔法の育児術」という本の 『言葉を多く知ること』という小見出しの中の1節です。
私の友人には、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭も多いのですが、彼らも、
「うまく思いが言葉が出せず、暴力にでることが多くなってきている」
と言います。
キャリアの長い先生方は口をそろえて、
「言葉の習得が、足りなくなってきている子が年々目立ってきている」
と言います。
なぜでしょう。。。
私は、理由はそこそこ明確な気がします。
解決するには、草の根活動でしょうか、、、
年齢相応の言葉を習得していることは、とっても大切な事です。
語彙力が低いことが、暴力的であることに直結するわけではありません。ただ、理論的に考える力はどうしても弱くなります。。
私もそういう子ども達に出会ってきました。
この大切な力は、大きくなってから習得しようとすると、とても大きな労力を必要とします。
この小さなベビーと呼ばれる時期が、とってもとっても大切な時期なのです
政治も、赤ちゃん時代の養育の重要性をよく理解して、政策づくりをしてもらいたいです。
赤ちゃんは声なき弱者。
でもその声も、よ~~~くよ~~く聞いてもらいたいですね。
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2009年前半 6月15日付 きなこ日記 「ことばを発達させるもの」