競争心が激しすぎる!
こんにちは、きなこです!
今日も楽しくステップアップクラス(午前) &今から 基礎クラス
午前クラス後、みんなでランチしながらお喋りしていたら、、、
いろ~~~んな議題が出て、子育てのアレコレで活発に議論が繰り広げられました!!
中でも、きっと、皆さんにとっても、大事だな~って思ったことをシェアしたい!!
あるママが、
「上の子が競争心が激しすぎる!
なんでも1番じゃないと、ダメ! という意識が強すぎて困っている。
知らないところで、加害者になってたりもして、、、、
どうしたらいいものか。」 と。
皆さん、どう思われますか??
競争心、きっと、どの子も多かれ少なかれあると思います。
でも、あまりにそれが強すぎて、いい順位じゃないと、自分の存在そのものが否定されるような感覚をもってしまうようなら、、、それは悲しいことですよね。
「1位じゃない自分は、ダメな子だ。」
「1位じゃなくなった自分は、認めてもらえない。」
「うまくできない私は、ダメな子だ。」
、、、
「だから、誰かを蹴落として、追い抜かして、あるいは負かせて 上位に立たなければいけない。」
、、、
「1位の私はすごいけど、1位じゃないあなたは、すごくない存在。」
という感覚。価値観。
(午後クラス、いってきます!!)
午後の基礎クラスも、とっても素敵でした!!!!また報告したいです!!
さて、続きです!!
誰かの上に立たなくっても、十分に大事で素晴らしい存在なのに!!
「みんな違って みんないい!」のに。
さて、ではこういった価値観は、どこから生まれる???
周りの人の声からです!
きなこは、ママの話を聞いて、ピンと来て聞いたのが、、、
「幼稚園で、(先生誘導で)競争ばっかりしてない??」
ということ。
そしたら、ドンピシャ!!
ママ:「競争ばっかりしています!!
楽器でも何でも、、上手な子からグループ分けされて、『私は1グループだから!すごいでしょ!』と。」
上位にいることが誇らしいことで、下のグループは頑張らなければいけない人
と見られる環境に、毎日身を置き、毎日
「何かを上手にできる子、早く習得した子が素晴らしい子!」という価値観に毎日触れている。
まだ月齢によって成長段階も差がある時なのに!!
ママ自身も、お子さんに「1番にできて、すごいね!!」
という、競争心をあおるような言葉をよくかけてしまっていたと。
でも、2人目と今、きなこクラスに通ってくれて(お姉ちゃんの時は知らなかった)、
クラスでお話を聞いたりしているうちに、それでは、よくないな~~と感じるようになって、
声かけも変えたけれど、子どもはなかなか変わらない、、、と。
ここで何が問題か、というと、
価値観そのもの。
「上位は素晴らしい。よくできる子が素晴らしい存在。」という価値観そのものです。
上位でなくなった時に、自分の存在価値はもちろん揺らぎ、
不安になります。
成績(出来栄え)だけで評価され続けてきた子が、成績が人より劣った瞬間に、立ち直れなくなるって、聞いたことありませんか?
高校生によく聞くパターンです。そこから引きこもっている方が、どれだけ多いことか!!!
成績だったり目に見える順位の評価が、人間そのものの評価になってしまうなんて、なんて恐ろしい。
じゃあ、どうする???
子どもは大きくなるほどに、外の社会でもいろんな価値観をもらってきます。
(だから、潜在意識オープンな乳幼児期こそ、先生がどんな声掛けをしてくれるのか、という人的環境も含め、よーく選んであげることが大事です!!)
そしてもちろん、家庭の身近な大人の価値観も、
大きく影響します!!!
なので、ママがどんな価値観を大事にしたいのか、
子どもにはどんな価値観をもってほしいのか。
考えて声をかけてあげることで、外で受けてきた嫌な価値観も手放していけます!(ある程度は)
例えば、我慢できなくて、すぐにお友達に手が出る子がいるんだ~~~~
って聞いたら、どう思います??
困ったな~、どうしたのかな?って思いませんか。
アンパン○ンは、我慢できなくて、すぐに手がでますよね
でも、ほめたたえられてますよね!
娘が小さい時、初めて、お付き合いで「アンパンマン」のテレビを観た後は、
「ばいきんまんって本当に悪い奴なのかな? 悪いことしかしないのかな?? あの時は★▽■っていう事情があったかもしれないよね。 優しい時もあるかもしれないよね。ママは、悪いだけの人はいないと思うんだけどな~。 アンパンマンは、アンパンチしてばいきんまんをやっつけてすごい!!って褒めてもらってたけれど、ママは叩かないで、お話してほしかったな~。」
なんて感じの、お話をしました。
その価値観をそのまんま受け取るのでなく、いろんな見方ができるといいなと思い、お話してました。
1位にばっかりこだわる時、、、3歳なら日々の声掛けで十分 間に合う!
でも今まで、ママもそれを応援してきて、児童期にさしかかっているなら、、、
一度、向き合ってゆっくり話す時間が必要ですね。
「今までのママの考え方は間違ってたと思う。ごめんね。今はママはこう考えている。
~~ちゃんが1位じゃなくっても、どんな~~ちゃんも大好きだし、ママの大事だよ。」
って。
そして、日々、「存在を認める」声掛けをしてあげてほしい。
「○○ちゃんがいるから、楽しいことがいっぱいあるな~!」
「○○ちゃんと一緒に~~できて嬉しいな~!」
「○○ちゃん、おかえり!待ってたよ!楽しかった??」
などなど。
「~~~が、ちゃんとできて、えらいね!!」
「~~~が1位なんて、すごいね!!!」
っていう条件付きの褒める じゃないのよ!!
存在そのものを認める声掛け、態度 です!!
もちろん、相対評価はしないのよ~~~!!
「みんなは、~~できなかったのに、
あなたは~~できてすごいね!!」
って、これ褒めているようで、
不要な価値観の植え付け にしか、
なりませんからね~~~!!
迷惑ですから~~ 残念!! BY波田陽区風に^^)
比べて褒めるくらいなら、
褒めないで!!
3歳になって、いろんな価値観の話が始まると、
本当の子育てが始まったな~~っていつも感じます
私のきまぐれに更新されるきなこ日記を、
今日も読んでくださって、ありがとうございました
参考になるところがあれば、受け取ってくださいね